BIOGRAPHY

伊藤吉哲(Yoshiaki Ito)は、幾何学、動き、クラフトマンシップ、そして一つの用途に固定されないオブジェを探究する日本人プロダクトデザイナーです。1999年にニューヨークへ渡った後、ブルックリンでKevin Kelly、Fiona Westfal、Patrick Keeseyらのアーティストと仕事をしながら、ニューヨーク市立大学でファインアートと彫刻を学びました。異なる素材や加工方法を実践的に扱った経験は、現在のプロダクトデザインにもつながる基盤となっています。
2008年、David Weeks Studioにプロダクトデザイナーとして参加し、照明、インテリアオブジェ、トイの開発に携わりながら、3D CAD、ラピッドプロトタイピング、マシニングをデザインプロセスへ取り入れました。2009年にデザインしたCubebotは国際的に展開され、その幾何学的な構造は、後の作品へと続く「動き」「変形」「インタラクション」というテーマを明確にする転機となりました。
現在も伊藤吉哲は、伝統的な技法と現代的なデザインを融合しながら、ポーズを変える、機能を切り替える、見慣れたものを別の角度から見るといった体験を生み出す、インタラクティブなオブジェ、家具、素材を軸としたデザインを展開しています。

